【血液一般検査】 ※血液検査
健康診断や人間ドックでは必ず行われる検査のひとつ。 赤血球数、ヘモグロビンなどを調べる最も基本的な健康状態をチェックする検査。
【血液生化学検査】 ※血液検査
血液の中でも血清といわれる液体部分を生化学的に分析する検査のことで、 肝臓や腎臓など内臓系の異常をチェックする為に行う。
【免疫・血清学的検査】 ※血液検査
抗体の有無や量を調べる検査で、主に病気の感染を調べる為に使用される検査。
【CT検査】
※MEDOCでは、消化器検査、脳、肺など部分的な部位にて実施 Conputed Tomography(コンピューター断層撮影)の略で、
X線を使って身体の断面を撮影する検査。
体内の様々な病巣を発見することができ、特に心臓、大動脈、気管支・肺などの
胸部、肝臓、腎臓などの腹部の病変の発見に効果的である。
【腫瘍マーカー】
※代表的なものはCEA、CA−125、CA−19−9、PSAなど 腫瘍マーカーとは腫瘍ができると体内に増える特別なたんぱく質や酵素、
ホルモンなどの総称で、癌細胞の目印になるとされているもの。 それを検出するのが腫瘍マーカー検査で、血液や組織、排泄物(尿、便)などから検査し、 腫瘍の発生やその種類、進行度などを判断する手がかりになる。
【PSP検査】 PSP排泄試験とも言い腎臓の排泄機能を調べる検査。
PSP(フェノール・スルホ・フタレイン)という赤い色素を飲み、
尿中にどのくらい色素が排出されているかで排泄機能を調べる。 腎炎、ネフローゼ症候群、うっ血腎、水腎症などの検査に用いられる。
【骨密度検査】 骨量検査とも呼ばれ、骨の密度から骨粗しょう症のリスクを調べることができる。 かかとを測定器の上において骨密度(骨量)を測定する超音波法が一般的。 70%以下で骨粗しょう症とされる。
【喀痰(カクタン)細胞診検査】 痰を調べる喀痰検査で、肺がんなどのがん細胞の有無を調べる検査。
【甲状腺刺激ホルモン(TSH)検査】 甲状腺ホルモンの分泌を促進するホルモンを調べ、 分泌機能に異常がないか調べる。 基準値より高い場合は甲状腺機能低下症など、低い場合はバセドウ病などの 甲状腺機能亢進症の疑いがある。
【眼底検査】 眼底カメラや眼底鏡を使い、目の奥を観察して、視神経に異常がないか検査する。 動脈硬化症、高血圧症、くも膜下出血などが分かる。
【BMI】 ※一般的には体脂肪
Body Mass Index(ボディ・マス・インデックス)の略。 肥満度を表す指数で、体重(kg)÷身長の二乗(m)で算出される。 BMI22が標準体重、BMIが25以上の場合が肥満、 BMIが18.5未満が痩せ気味とされる。
【メタボリックシンドローム(俗にいうメタボ)】
※メタボ健診=特定健診 内臓脂肪型肥満に加えて、高血糖、高血圧、脂質異常のうちいずれか 2つ以上をあわせもった状態を指し、内臓脂肪症候群ともいう。 内臓脂肪が過剰にたまっていると、糖尿病や高血圧症、 高脂血症といった生活習慣病を併発しやすくなる。
【トリグリセリド(TGまたはTAG)】 中性脂肪のことで体内でエネルギーを作り出す重要な物質だが、 多すぎると動脈硬化などの原因となる。
【血糖】 血液中の糖分のこと。糖尿病を調べる上で、重要な検査項目。
【HbA1c】 (ヘモグロビン・エィワンシーまたはエッチビー・エーワンシーと呼ばれる) 高血糖状態が長期間続くと、血管内の余分なブドウ糖は体内の蛋白と結合します。 この際、赤血球の蛋白であるヘモグロビン(Hb)とブドウ糖が結合したものが グリコヘモグロビンです。 このグリコヘモグロビンには何種類かあり、糖尿病と密接な関係を有するものが、 HbA1c(ヘモグロビン・エィワンシー)です。 糖尿病患者が血糖値をコントロールできているか確認するとき検査されます。 正常値は、4.3〜5.8%で、6.5%以上であればほぼ糖尿病と判断して 良いことになっています。 ※平成24年度に関して、MEDOCではHbA1c(JDS)で結果を表記いたします。
【フィブリノゲン】 血液を凝固させるために必要な因子の一つ。 特に血栓症や感染症、急性心筋梗塞、肝機能障害などを調べるときに行われる。 基準値:200〜400mg/dl
【リウマドイド因子(RF)】
※一般的にはあまり耳にしない検査項目 自己抗体の一種で、慢性関節リウマチを診断するときに調べられる。
【CRP】
C-反応性蛋白とも言われ、体内で炎症や組織の破壊があると 血液中にCRPが増加する。 基準値より高いと、リウマチやウイルス感染症、悪性腫瘍、急性心筋梗塞、 肺梗塞などの疑いがある。
【尿タンパク】 ※尿検査項目
尿中に含まれているタンパク質のこと。腎臓や尿路の異常を調べる。
【尿糖】 ※尿検査項目
尿中に含まれている糖質のこと。 尿糖検査で陽性の場合は主に糖尿病の疑いがある。
【尿沈査】
尿中の細胞や細菌を顕微鏡で調べ、個数を数える検査。 特に血尿を診断する場合に行われる。
【便潜血検査】
※1回法と2回法がある
便中に血液が混じっていないかどうか調べる検査。 小腸や大腸などの消化器系の異常を調べる場合に行われる。
【HBs抗原抗体】
B型肝炎ウイルスが肝細胞に感染すると作り出される HBs抗原・HBs抗体を調べる検査。 B型肝炎ウイルスに感染しているか測定することができる。
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